木製の壁掛け式の電話機です。経年による汚れや錆があります。
*送話感度を良くするために、炭素棒を炭素粒にかえるなどの工夫がなされています。
ハンドルを回して磁石発電機から交換手に信号を送るので「磁石式」と呼ばれ、主に市内用として使用されました。
1896年(明治29年)明治29年7月、これまでのガワーベル電話機にかわり、より高感度のデルビル送話器を用いたデルビル磁石式電話機が採用された。
このデルビル電話機は、その後、共電式・自動式と並行して小規模局で昭和40年頃まで約70年間使用されました。
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